壽祝桜四月大歌舞伎 午前の部に行ってきました
日曜日は明治座で公演中の
壽祝桜四月大歌舞伎を観にいっておりました!
この日はeplus貸切公演のため、
いつものマスコットキャラクターさんも。
もともと私は
・ミュージカル中心に観劇年間70本程度
・歌舞伎は年に1〜2回
・役者さんの名前と顔が一致してる方もいる(主演〜3番手くらいまで)
といったレベル感で、
歌舞伎に限れば初心者も初心者です。
今回は東京の4月は
ミュージカル公演が少なかったので、
明治座に行ってみよ〜くらいの軽い気持ちで行ってきました。
座席は1階8列のサイド
明治座1階はフラットのイメージがあり
前の方と頭が被らないか怖かったですが、
思ったよりもしっかりと傾斜があり全く問題なし。
しかも8列とは思えない近さで嬉しかったです!
7列まで、よりも8列からの方が傾斜があったように見えたので6,7列取るよりは8列の方がいいかも。
演目は
義経千本桜 鳥居前
大杯觴酒戦強者
お祭り
いずれも華やかで、
4月という年度はじめに相応しいなあという印象でした。
とくに最後のお祭りは
まさにお祭りの浮き足だった感じや楽しくて仕方がないという雰囲気が舞台上から伝わってきて
観客としても本当に楽しかったです。
もちろん全ての言葉を聞き取れてるわけではないし、文化的な背景や話の意図ももっと汲み取れたらさらに面白いんだろうなあと思いつつ。。
でもわからないところがあっても
全くわからないわけではないですし、
自分なりの楽しみ方を見つける楽しみ方もあるなと思った次第です。
各演目の感想はいずれまた。
初心者の方にもおすすめの公演でした!
「最高の休息」読了!
昨日届いた「最高の休息」、読み終わりました。
会社の先輩からお薦めされて買ったこの本。
当初は
睡眠時間とかのhow to本なのかな〜と思ってました。
いざ読んでみたところ
・マインドフルネス(瞑想)の方法と効果を科学的に解説した本
・物語仕立てでサクッと読み終わる
と思ってた内容とだいぶ違いました。
何よりこれまで
瞑想=ちょっと怪しそう、宗教的?と思っていたのが、
この本を通して
脳科学や医学の分野から見ても瞑想に効果があると考えれてる
と知ることができたのは学びでした。
じっとしてるのはあまり得意ではないので
ハードルが高そう…と思いましたが、
まず食事の際に「今食べているもの」に意識を向けること、
色や形や香りや食感といった五感に集中すること
からであれば始められそうと感じました。
(普段はyoutubeの倍速で動画見ちゃう)
早速明日の朝からやってみますー。
#読書ログ
#マインドフルネス
#最高の休息
ルーブル美術館展
月曜昼、国立新美術館の「ルーブル美術館展」に行ってきました!
国立新美術館は東京でも数少ない
月曜開館、火曜日休館の美術館。
急なお休みにはありがたい限りです…!
チケット予約なしに行きましたが、
建物内でおよそ10分待ちで無事にチケット購入。
土日はすでに事前予約枠で埋まってることが多いようでしたが、よかった…。
入場は、時間枠直後は混み合ってましたので
あえて15:35〜に入場。
待ち時間0で入れました。
今回のルーブル展は「愛」がテーマ。
写真は最後の展示室のみokです。
展示構成は、時代順になっており
・ギリシャ神話時代
・ローマ時代
・17世紀オランダ〜
・19世紀フランス〜
と続きます。
興味深かったのは
ギリシャ時代の「愛」が
勿論相思相愛のハッピーエンドもありつつ、
略奪愛や誘惑といった欲深いものも多かったのに対し、
ローマ時代になると
親子愛や神に向けた信仰といった
「綺麗」な形で愛を描くようになるという変化を
作品自体から感じられたところです。
よく世界史の授業などで
「ルネサンス」で古代ギリシャ文化が再評価されるといった話がありますが、
「いうても両方ヨーロッパなのにそんなに文化違うことある…?」と実は思ってました。
が、今回の展示を通して
「ローマとギリシャ全然違う!」ということを改めて学びました。
写真は最後の展示室から。
絵の大きさの迫力を感じられるのも素敵です。
全体的に
いわゆる「有名」な画家の作品は少ないかもしれませんが、
人類普遍の「愛」という概念を
それぞれの時代でどのように捉えてきたのか、
を体感するという意味で興味深い展覧会でした!
#美術展
#ルーブル美術館展
上野の夜桜
昨日は上野の不忍池に
夜桜を見に行ってきました。
人も多すぎず、適度な距離を保ちながら
ライトアップされた桜を楽しめました。
周りの方々も桜を楽しんでいる声が聞こえて、
ちょっとしたお祭りのような雰囲気。
それもまた楽しい気持ちを増幅させますね。
日中、日の明かりのもと見る桜も素敵ですが
私は夜の暗闇の中で輝く桜が大好きです。
そういえば
桜が日本に入ってきたのはかなり古く、
「古の奈良の都の八重桜〜」の歌のように
少なくとも平安時代には桜は楽しまれていたことが推測されますが、
夜桜はいつから楽しまれてたんでしょうか🤔
夜桜には電灯が必要なので、
明治時代以降なのかな。
さっと調べたところ
イルミネーションもライトアップも
日本では1900年代に開始したよう。
となると、おそらく夜桜もここ100年ぐらいの文化なのかもしれません。
ありがたや〜。
余談ですが、
イルミネーションの起源は16世紀
宗教改革で有名なルターが、ろうそくで星の輝きを再現しようとしたことにはじまるそう。
当時の蝋燭といったらかなり高価だったでしょうに…凄い……。
以上上野の夜桜の話でした。
今日からの雨であんまり早く桜が散らないといいんですが。
このお花、ベルベットみたいって変…?
朝、お散歩をしていたところ
可愛らしい赤色のお花を発見!
なんて真っ赤でかわいい🥰
自然のものなのに「ベルベット」の質感と色だ!
と思ったのですが…。
それって、よくよく考えるとちょっと変かも🤔
だって人工物は、そもそも自然のものから色を抽出して染めて作ってるんじゃ?
自然なのに人工物に似てる!っていうのは変だなあ。って。
(お母さん、娘さんに顔が似てますね的な気持ち悪さを感じます)
そこでせっかくの機会だったので
ベルベットの作り方を調べてみました。
そもそもベルベットとは…?
生地のこと、織り方で定義されてるみたいです。
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ベルベット)
おっと、ここで判明したのが
私の中では
ベルベット=深い赤色の光沢のある生地、だったのですが
正しくは、ベルベット=生地
つまり色の指定はないようです。
今回私が気になっていたのは
「赤色」のほうだったので調べる内容をそちらに変えてみます。
赤色の染料(一例)
・赤鉄鋼粉
・ケルメス:虫を潰したもの
・鉛
・コルニネ:虫を潰したもの
・紅花
・スオウ?という名の木
どうやら、
植物以外にも古来から昆虫や金属が
「赤色」の染料として使われていたよう。
自然由来の染料もある一方で
今は化学染料が一般的。
言われてみればそれはそうですね、
大量生産されてる洋服を、自然由来の染料で塗っていたら自然が刈り尽くされちゃいそう!
そう、ここで
>だって人工物は、そもそも自然のものから色を抽出して染めて作ってるんだから。
この前提も間違ってることがわかります。
私が頭に思い浮かべた
「ベルベットの真っ赤に染まった生地」は
・化学染料で赤色に塗られた
・絹もしくはレーヨンでパイル製法で紡がれた生地
つまり人工物×人工物=人工物のもの!
もしかしたら再現したかったもの(アイディア)は
自然界のお花や何かかもしれませんが、
製造された方法は極めて人工的で
自然に自生する植物とは繋がってないのです。
ですので
自然が母で、人工物が娘で〜という
最初に書いた私の前提もあまりこだわりすぎる必要はなさそう。
まさか
一輪の花からここまで色々学ぶことがあるとは…。
と、徒然と感じたことを書きましたが
明日以降もこんな感じで
自分の学びや気づき、感じたことを心の赴くまま書いていこうと思います。